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アンテナ遍歴と使用感 [アンテナ]

アンテナの話が続いてますが、ここでもういっちょ。
私がBCLを再開してから12年くらい経ちますが、
今まで使ったことのある外部アンテナについてのご紹介と
使った感想をまとめてみました。使った順に時系列で並べます。
WRTHのReceiver Guideにならって星(*)5段階評価にしてみます。

・AN-1 (SONY) [***] アクティブホイップ
⇒ 昔のBCLビギナーにはおなじみのホイップアンテナ。アンプ入り
なのでノイズフロアが高いですが、近隣局を聞くぶんには十分でした。
後継のAN-12も含めてディスコンなので、もう入手困難のようですね。

・HA-750BL (コメット) [****] アマチュア無線用HF広帯域ホイップ
⇒ 意外とBCLでも使えます。特にハイバンドは静粛で了解度良し。

・RD-S106 (Radix) [***] V型短縮ダイポール(21/28/50MHz)

・手作り非同調磁界検出型シールドループ(個人から購入) [**]
⇒ 塩ビ管を使った構造で対候性は良いですが、パッシブ型でゲインが
無いため、信号がノイズに埋もれてNG。トランスでインピーダンスを
上げて、ちょっとアンプを入れてやれば使えるレベルになるかも。

・500SL (Apex Radio) [**] アクティブMLA
⇒ ゲインばかり高くてノイズしか受かりません。中を開けてみると
安っぽい作りです。コストをかけないアイデアとしては良いんですが
エミッションノイズを受けやすい構造・回路になってるので
もうひと工夫必要ですね。

・AN-LP1 (SONY) [***] ポータブルアクティブMLA
⇒ いろいろ性能不足なので常用するのはちょっときついですが、
持ち運んで移動先で使うアンテナとして最適かと思います。
プリセレクタ回路の工夫はすばらしいです。

・PA0RDT Mini-Whip [***] 電界検出型非同調ホイップ
⇒ 小さい平行平板のエレメントにソースフォロアと
エミッタフォロアをつないだだけの不思議な小型アンテナ。
とにかくコンパクトなのが良いですが、性能としては平凡。
理屈からして、都市型エミッションノイズの少ない静かな環境
でないと、その真価は発揮されないのかもしれません。

・ΔLOOP10 + 三角ループ [*****] 非同調アクティブMLA
⇒ 差動アンプ構成でノイズフロアが低く、自宅ベランダに立てる
中短波帯アンテナとしてはベストかと思います。もうかれこれ
4年くらい使っています。しかし製作本が絶版で、使っている部品も
レガシーで入手が難しくなっています。これも時代の流れか。

・BCL-LOOP10 + 三角ループ [*****] 非同調アクティブMLA
⇒ アンプのトランジスタにfTの高いものを使っているので
中短波帯からVHFまで広帯域に使えます。差動でなく単相アンプ
なのに静粛なのは、トランスの使い方がうまいからだと思います。
(無精者につき部品実装品を購入したので手巻きせずに済みましたw)

・OPA-01 + 三角ループ [*****] 非同調アクティブMLA
⇒ BCL-LOOPからさらに発展して差動アンプ化・低電圧化
しています。性能としてはほぼ同等かチョイ上ぐらいでしょうか。
市販のトランスやアンプICを採用しているところなどを見ると、
アンテナシステムとして販売することを意識されているようです。

・ΔLOOP-X [作成中] 同調/非同調コンボアクティブMLA
⇒ 前記事に書いたので省略。悪戦苦闘中w

今の狭い自宅環境で使う高性能アンテナとしては、今のところもう
磁界検出型ループアンテナ(MLA)一択しかないかな~と思っています。
他にもフラグアンテナなど使ってみたいものはいろいろありますが
上を見ればキリが無いので、このあたりでやめときます。
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