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ΔLOOP-X 再び [アンテナ]

前回、調整がうまくいかないと書いたΔLOOP-X(ΔLOOP7 + ΔLOOP9)
ですが、本日の再挑戦でとりあえずうまくいきました。
本体には特に手を入れず、調整時につなぐロングワイヤーアンテナの
張りかたを変えてみたら、なんとかヌル点が見つかり、ひと安心。
ただ、ヌル点にしてはレベル変化があまり鋭くないのと、
どうもΔLOOP9側の挙動が時々おかしくなるところがあり、
ちょっと判然としない部分はありますが、時間が無いので
あえて目をつぶり、自宅ベランダに設置してみることにしました。
LOOP-X_1.JPG
今回の設置と同時に、ループエレメントをもう一つ増設しました。
以前にアマチュア無線で使っていたHF用V型ダイポールの先端に
アルミパイプをつなげて、一辺1メートルの三角ループとしています。
写真上側が、従来から使っているビニール線ループ + OPA-01で、
写真下側が今回増設したアルミパイプループ + ΔLOOP-Xです。

それぞれのアンテナの評価をしてみました。ノイズレベルや
信号レベルがそれぞれ異なるので、了解度で比較してみます。
アンテナ切替器を使って瞬時に切り替えています。

18時台 5020kHz SIBC の場合:
OPA-01 ≧ ΔLOOP7(同調) >ΔLOOP9
ローバンドの弱い信号だとOPA-01がわずかに優位です。
ΔLOOP9はちょっとノイズざらつきがあります。

18時台 7345kHz Radio Sakha の場合:
OPA-01 ≒ ΔLOOP7(同調) ≒ ΔLOOP9
そこそこ強い信号だとどれもあまり変わりません。

20時台 13740kHz IRIB の場合:
ΔLOOP7(同調) ≧ OPA-01 >ΔLOOP9
ハイバンドの弱い信号ではΔLOOP7で同調したときに
ググッと了解度が上がる感じがありました。

今回の評価では総じてOPA-01が優位でした。
あと、ΔLOOP7で同調を取る時のスーッと信号が浮かび上がって
くる感じが非常に気持ち良いですね、やっぱり。

次回はループエレメントを入れ替えて評価してみたいと思います。
ビニール線とアルミパイプで本当に違いが出て来るものなのか、
検証できればいいなあ。

(追記 2017.7.27)
エレメントを入れ替えてみましたが、ビニール線と
アルミパイプの違いは実感としてほとんど変わらない感じ
でした。たぶん受信環境が悪過ぎて他の要素が支配的なんでしょう。
とりあえず、よく使うΔLOOP-Xのほうにアルミパイプを、
OPA-01のほうにビニール線エレメントをあてがっています。

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