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RTL-SDRでOpenWebRX [受信機]

最近、一部の人の間で、KiwiSDRを使ったリモート受信が
盛り上がってきてますね。(ホントか?)
CQ誌の8月号にもKiwiSDRの記事が出てました。
私もSDR.huにアクセスして世界各地の受信を楽しんでます。
というわけで、気分的にはKiwiSDRをポチる寸前まで
来てるんだけどw
ちょっとその前に、ろくに使わずに部屋に転がっている
RTL-SDRドングルとラズパイ1、その他あり合わせの機材を
使ってサーバーを立ててみることにしました。
性能はいろいろ劣ることはわかっているので、あくまでも
ダメ元のお試しです。
RTL-SDR-1.jpg
・Raspberry Pi B+ (おまけでGPSボード追加中)
・RTL-SDRドングルR820T2(TCXO換装品)
・HFアップコンバータ(ローカル100MHz)
・ローノイズアンプ
・中波帯抑圧用ハイパスフィルタ(オバケ防止のため)
・USBハブ(5V電源供給用)

これらの機材を組み合わせ、SDR用Webサーバーソフト
OpenWebRXをダウンロードしてセットアップします。
ソフトのコンパイルとインストールはすんなり終わったけども
さてここからが苦難の道。ソフトのページには「シングルコアの
ラズパイ1じゃCPUショボくて動かないよー」と書いてあり、
こりゃダメかな、と思いましたが、パラメータをチューニングして
大幅なスペックダウンと制約付きではあるものの、なんとか
動かせるようになりました。
・帯域は300kHzまで (本当は3MHzまでいけるはず)
・最大接続数は2 (実質的には1でしょう…)
この状態ですでにCPU負荷70%で、ここがホントにギリギリの線。
こんな感じですが、無謀にも下記URLで公開してみます。

http://gnss.0am.jp:8073/

周波数は22メーターバンド(13570~13870kHz)
アンテナは基本的にΔLOOP-X同調モードにしておきますが
他と共用なので他のアンテナ(OPA-01)に切り替わってる場合があります。
また、隣の部屋で古いエアコンが動き出すと、大幅に受信状態が
悪化しますのでご承知おきください。あくまでもお遊びということで…
OpenWebRX画面-1.jpg
なんかもう、数日後には上記URLのサーバーはKiwiSDRに変わってる
ような気がしないでもないw

(追記 2017.7.31)
いま確認してみたら、外部からは接続できなくなっているようです。
当初は大丈夫だったのですが、原因を調べて仕切り直します…
(追記 2017.8.1)
原因不明ですが、サーバ(ラズパイ)再起動で復旧しました。
これでインターネットからもアクセス可能なはず。

SDRplay RSP1 値下げ [受信機]

SDRの入門機的な位置付け「SDRplay」の第1世代「RSP1」
が再び値下げされて、ついに100ドルを切りました。
現在の私のメイン受信機ですw (シリアルNo.200番台)
SDRPLAY RSP1 PRICE REDUCED TO $99.95 USD
次機種のRSP2が出てからだいぶ経つので、ほとんど
投げ売り状態に近くなってきましたね。
日本の販売代理店はまだ新価格には対応しておらず、
今のところ現状のままのようです。
RSP1とRSP2の違いは、主なところでは
・アンテナコネクタ 1個 → 2個+ハイインピーダンス端子
・入力フィルタ分割数 8個 → 10個
・ノッチフィルタ追加
・クリスタル → TCXO
ぐらいかなーと思います。
RSP1/RSP2比較表
A/Dビット数など、その他の基本性能は全く同じなので、
あまり細かいところを気にしないのであれば、
このコスパの良さは十分魅力的だと思います。
安いSDRドングル(RTL-SDR)の性能に満足できず、
かと言ってペルセウス/FDMのような高級機には手が出せない
私のようなユーザー層には打って付けですw

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