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Airspy HF+ が来た [受信機]

いま人気のSDR受信機「Airspy HF+」を入手しました。
「性能が良い上にコスパも良い」とのうわさで、以前からずっと気になっていたんですが、こちらのkerokeronyororoさんの記事を見て背中を押され、ついにポチッてしまいました。コスパ良いとは言っても、ローエンドのSDR受信機としてはちょっと高めのお値段です。品薄だとの話でしたが、タイミング良く在庫が残っており、ポチッてから60時間後にはもう届いてしまいました。
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本体とUSBケーブルだけ、というなんともシンプルな構成。紙のマニュアルなどは付属していません。
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本体は薄くて小さいです。ひと昔前のiPhoneをさらに小さくした感じ。しかし、持ってみるとズッシリ重い。文鎮になりそうな重さです。メタルダイキャスト製の筐体で、ライバル機のRSP2/RSP1A(プラスチック筐体)と比べると、見た目に高級感があります。この筐体にコストを掛けたようですね。入力端子はSMAコネクタが2個ありますが、HF帯用とVHF帯用で分かれています。
PCと接続して動かしてみます。ドライバのインストール等は不要ですぐに使えます。とりあえず推奨ソフトの「SDR#」で夕方の常連局(9765kHz RNZ Pacific)を聞いてみました。
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始めの印象として、音質はかなり良く聞きやすい感じがしました。ただし、SDR特有のキンキンと硬い乾いた音です。ここ最近はKiwiSDRの柔らかい優しい音に慣れていたので、最初はちょっと違和感がありましたが、徐々に慣れてきました。
ノイズリダクションの機能がIF側とAF側で2通りあるので、それをうまく調整していくと低ノイズになり、キンキン感も減るのでさらに聞きやすくなります。これはなかなかイイ感じです。
また、ファームウェアのバージョンがかなり古いままだったので、最新版(R1.6.4)に更新しました。するとAGCやアンプゲインに関するパラメータが自分でいじれるようになりました。
後は、弱い局を聞いてみて受信感度や多信号特性はどんな性能なのかが気になりますね。また後ほどじっくり聞きこんでみることにします。

「SDR#」以外のソフトでも動かしてみました。正式サポートしている「HDSDR」でもExtIOファイルを使用すると問題なく動きました。数日前にリリースされた最新バージョン(Ver.2.76a)です。個人的にはSDR#よりもなじみがあるのでHDSDRを常時使いたいところですが、ノイズリダクションの機能がちょっと物足りないのが難点です。
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さらに、未サポートですが「SDRuno」のExtIO版(Rel.1.06)も動きました。ただし、ExtIO版はすでに開発が停止されているので、古めのバージョンになります。まあ、今となってはライバル関係にある両者ですから仕方ないところですね。
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