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50代技術者の転職活動(2) ~役所で手続きいろいろ~ [雑記]

さて、退職することを会社に伝えて、しばらく無職になることを決心した3月中旬。
ある重要なことが自分の考えから抜けていることに気が付きました。
「そういえば、健康保険証ってどうなるんだ? 子供も扶養に入ってるんだけど…」

調べてみたら、健康保険についてはどうやら2通りの方法があるようです。
(1) 会社の健康保険を継続する(任意継続制度)
(2) 会社の健康保険から国民健康保険(国保)に切り替える
(3) 他の家族(例えば配偶者)の健康保険の扶養に入れてもらう

(2)(3)はなんとなく知っていたのですが、(1)の任意継続制度は知りませんでした。退職した後も、希望すれば会社の健康保険をそのまま継続できるというものです。ただし、継続期間は最大2年間で、しかもこれまで会社が半額負担していた毎月の保険料を自分で全額納めなくてはなりません。自分の保険料を確認してみたら、これが結構な高額で、ちょっとビビリました…

では、(1)任意継続と(2)国保ではどちらが保険料が安いのか?
年齢とか年収でも当然違うし、自治体(市区町村)によっても保険料はまちまちで違うらしいのですが、一般的には国保のほうが安くなるケースが多いようです。そんなところ、こんな便利なサイトを発見しました。
国民健康保険計算機
自分の市区町村と年齢、年収などを入力すれば、国保の保険料を概算で出してくれます。これで出してみたら、私の場合は国保のほうがかなり安いことがわかりました。
じゃあ、国保で決まりかな~と思っていたら、ひとつ問題が。国保には「家族の扶養」という概念が無いので、子供の健康保険証をどうにかしなくてはなりません。しかたないので、今回は子供についてはカミさんの勤務先の健康保険の扶養に入れてもらうことで決着することにしました。

というわけで、国民健康保険の加入手続きをするために、4月に入ってすぐに地元の市役所に行ってきました。必要なものは、会社を退職した時に受け取った「被保険者資格喪失確認通知書」と印鑑です。その場で申請書を1枚書き、自分の受付番号が呼ばれるのを待ちます。この時期は同じような境遇な人が多いだろうから、けっこう待つことを覚悟していましたが、意外と待ち時間は少なく、すんなりと手続きが進みました。ベルトコンベア方式ですぐ隣の国民年金の窓口まで自動的に申し送りされて、国民年金の加入手続きも同時にできてしまいました。
しかも、その手続きをしている間に健康保険証の印刷が行われ、そのまますぐに健康保険証(カード型)を受け取ることができました。てっきり後日に郵送されるのかと思っていたので、この意外なスピード感にビックリしました。いやー最近のお役所仕事は素晴らしいですね!いつもバカにしていてすみません…

今回はここまで。次回は雇用保険をもらうためにハローワークに行ったお話です。
(つづく)

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