6月初旬から信号停止していたみちびき2号機(QZS-2 PRN194)と4号機(QZS-4 PRN195)が、7/31夜に送信を再開しました。58日ぶりの復活です。ただし、衛星の運用状況を示すNAQU情報(2018415)によると、通常よりも送信電力を2dBほど落とした減力放送の状態は継続しています。
我が家でも久しぶりに3機状態で受信できました。

受信モジュール NEO-M8T(u-blox)による受信

L1C/A信号3つとL1S信号3つで6個の日の丸が並んでいます。

KiwiSDRによる受信

こちらも3機(Q193/Q194/Q195)受信できています。確かにQ194/Q195の受信レベル(RSSI)が他の衛星と比べて低めです。
KiwiSDRについては3号機(QZS-3 PRN199)も受信できる能力がありますが、まだ現れていないですね。前述のNAQU情報によると、3号機のL1C/A信号はまだ停止したままのようです。
そういえば、とある大学の著名な先生がご自身のブログで、市販の受信機やスマホでQZS-3が受信できない理由について、正確でない見解を述べておられるのを見つけました。真実を教えてあげたくてウズウズしますが、私のようなシロウトがプロの先生に意見するなど、恐れ多くてそんなことはできましぇん…ヘタレですみません。