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50代技術者の転職活動(3) ~ハローワークに行ってみた~ [雑記]

さて、しばらく無職になることを決め込んだので、当面必要なお金のことをちょっと心配しなければなりません。
少ない退職金が手に入ったものの、これを切り崩して生活するというのも心もとないものです。
というわけで今回は、雇用保険の失業給付金を受けるために「ハローワーク」に行った、というお話です。

ハローワークは正式には「公共職業安定所」と言って、昔は「職安」なんて言い方をしていましたね。
私は今回初めて行くことになったのですが、行く前の勝手なイメージとして「どうせ長時間さんざん待たされたあげくに、窓口で杓子定規なお堅い対応しかしてくれないんだろうなー」なんて思っていて不安があったのですが、実際は全然そんなことはありませんでした。

退職した会社から郵送されてきた「離職票」を持って、4月中旬にハローワークに行ってきました。
私が行った最寄りのハローワークは、市の合同庁舎の中にあったのですが、案内表示に従って進めばすぐに対応窓口にたどり着けるし、窓口のそばにはコンシェルジュみたいな人が立っていて、そこで手続きについて手取り足取り、親切に教えてもらえました。職員の皆さんは腰が低くて、早口ながら丁寧に説明してくれるので、すごく安心できました。変な先入観を持っていてゴメンナサイ、って感じです。
4月という季節柄、同じような境遇の人がやはり多いようで、待合スペースには30~40人ぐらいはいたようです。
ここにいる人はみんな無職なんだ…と思うと何だか複雑な気分になりました。
ハローワーク1.jpg
離職票に添付されていたパンフレット

雇用保険の失業給付を受けるためには、ハローワークへの求職登録が必須になっているので、受給手続きと同時に求職申込み手続きも行います。求職申込書をその場で書いて提出するのですが、実はインターネットで事前に仮登録することができます。これはぜひ事前にやっておくことをおすすめします。そうしないと、「過去の職歴」や「希望職種」など細かいことをすべてその場で書かなければならなくなります。私は良くわからないなりに事前にネットで登録しておいたので、時間が短縮されてとても助かりました。

さて、失業給付の手続きが終わったからといって、すぐにお金がもらえるわけではありません。受給資格があるかどうかを確認するために、4週間ごとにハローワークに「出頭」する必要があります。また、その4週間のうちに実際に求職活動をしたという「活動実績」も必要になります。出頭して、活動実績を確認して初めて資格が認定され、給付金額が確定します。
私も5月の初旬に再度ハローワークに行って、ようやく受給資格を認定されました。
受給の金額や期間は、年齢や直前の収入額によっても違いますが、ざっくり言うと直前の月収の約半分、期間は最大1年というケースが多いようです。

活動実績は4週間のうちに2回以上というノルマがあり、企業への応募/面接、職業講習会や説明会、資格取得などが実績にカウントされます。ただ、現在は新型コロナウィルス感染防止の観点から条件が緩和されているようです。(活動できなくてもOK、出頭せずに郵送でもOKなど)

次回は、その求職活動について書いてみます。(つづく)

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